真鯛を釣ってみたい
釣りをこれから始めてみたい…「新たに趣味を見つけてみたい」「気候もよくなってきたので海で釣りしてみたい」「子供と一緒に釣りをしてみようか」など
ふとしたきっかけに釣りを始めてみようと思うことってあると思います。
寿司ネタとしても真鯛は大人気
真鯛はその歴史的・文化的背景、経済的価値、生物学的特性、そして環境保護への取り組みから、日本を代表する魚といえます。
日本の食文化や伝統行事、経済活動に深く根ざしており、多様な調理法でその美味しさを堪能できることから、真鯛は日本人にとって特別な存在です。
海釣りをする場合、これまでの歴史と同様に「釣った魚を食べる」ということも自然と考えるようになると思うのですが、日本における魚を使った料理の代表格というと…お寿司を思い浮かべる方は多いかもしれません。
マグロにハマチに、エビにアジに..お寿司の盛り合わせで必ずといっていいほど入っているのが真鯛ではないでしょうか。
真鯛のことをよく知ろう
真鯛と日本人の関係はとても深い その理由は…
真鯛(まだい)は、間違いなく日本を代表する魚の一つといえます。その理由について、以下の観点から考察します。
優れた味覚も真鯛の魅力
真鯛の味は、淡白でありながらも旨味があり、多様な調理法に対応できる点が特徴です。刺身、焼き物、煮物、蒸し物など、さまざまな料理法で楽しむことができ、日本料理の幅広さと深さを象徴する魚といえます。
日本では古くから真鯛は祝い事の欠かせない魚
真鯛は古くから日本の食文化に深く根付いています。
祝い事や特別な席での食材として珍重され、「めでたい」との語呂合わせからも縁起の良い魚として認識されています。
特に正月や結婚式などの祝宴では欠かせない存在です。
真鯛は神事・儀式との結びつきもとても深い魚
神社の奉納品や祭りの際の供物としても真鯛はよく使われます。
これは、真鯛が豊漁と繁栄の象徴とされているためです。
例えば、伊勢神宮では真鯛が神饌として供えられ、神聖な食材とされています。
日本人と真鯛の関係は、歴史的・文化的背景から見てとっても深い
真鯛は歴史的・文化的にみても日本人にはきってもきれない関係で長年親しまれてきた魚だと言えます。
真鯛の生態について
真鯛は見た目からもとっても綺麗な美しいビジュアルです。
ピンクの体色に青いアイシャドウのある真鯛はとても美しいです。
真鯛ってとっても綺麗…大阪にはいるの?
真鯛の生態について図鑑等で見ると真鯛は一般的には全国各地で生息していると言われています。果たして大阪には真鯛は生息しているのでしょうか。
まずは大阪湾の地形の特徴についてみていきましょう。
「大阪」という言葉は海から見れば「大阪湾」とされますが、その形状を見てみるとコの字型となっていて、まるで1つの湖のようになっているのが大阪湾の特徴です。
そして地球には月の引力の関係で海抜が上がったり下がったりする満ち引きが行われますが、満ち引きの際に大阪湾の場合は西側が明石海峡、南側が紀淡海峡という2つの海峡を通り大阪湾の潮の満ち引きが行われます。
そして月に2度ある満月と新月のタイミングでは「大潮」と呼ばれ、満ち引きの際の干満差が大きくなることから、2つの海峡付近ではとても大きな潮の速さとなります。
時には潮の速さは自転車の速度ほどにもなると言われていて、大迫力です。
そして2つの海峡には真鯛をはじめ、青物と呼ばれるハマチやブリ、アジなどの多くの魚が獲れる好釣場となっているのです。
クロダイとマダイの違いについて
大阪湾はかつては「茅渟の海」と呼ばれたことがあります。
その由来は古くの初代天皇である神武天皇の皇兄「彦五(ひこいつ)瀬(せの)命(みこと)」が戦傷を受け、その血がこの海に流れ、「血(ち)沼(ぬ)」から由来するといわれていますが
大阪湾で獲れる魚の代表的な魚がチヌと言われています。
茅渟とはクロダイとのことで、真鯛がピンク色なのに対して真っ黒な体色をしているのが特徴の魚です。
クロダイはマダイに比べて胸ビレが大きく、口が突き出ているのが特徴です。
護壁の壁面に静止し、付着生物をついばんで食べます。
冬場に旬を迎えたクロダイはマダイにも勝るとも劣らない、おいしい魚とも言われていま
大阪の商人は昔から縁起を担ぎ、正月の睨み鯛には赤地(字)のマダイではなく、1年間の黒字を願ってクロダイを使ったなどの逸話も残っているとのことです。
大阪湾の真鯛はどこにいる?
紀淡海峡や明石海峡を中心に真鯛がたくさん釣られたり、漁師さんが獲ったりしてきています。収穫期は年中獲れる真鯛ですが、大阪湾の奥で獲れるかというとなかなか湾内や湾奥部では釣れた情報を耳にすることは少ないです。
潮流や水質の関係も合わさって、大阪湾ではおおよそ水深30メートルを境として真鯛の生息が変わっているようです。
ですので、大阪府でも泉南地域の岬町などではタイミング次第では岸からでも釣れることが聞かれたり、兵庫県の須磨などでも同様に釣れる情報が入ってきたりしています。
クロダイとは異なり、真鯛は汽水を嫌がる性質もあるのも影響していそうですね。
まとめ
大阪湾には海峡部を中心に真鯛が生息しています。
大阪を海を通した目線である「大阪湾」として見た場合、明石海峡や紀淡海峡といった海峡部に真鯛はたくさん収穫されています。
大阪と和歌山の県境にも相当する紀淡海峡は別名紀北エリアとも呼ばれており、
友ヶ島とよばれる沖ノ島・地島からなる島も存在しており複雑そして急流な海峡は
真鯛以外も全国的にも有名な釣りスポットとなっています。
紀ノ川の河口である和歌山から出船のmcl3rdは紀淡海峡へ30-40分で到着できる好アクセスのタイラバ遊漁船です。
タイラバの専用船だからこそできる紀北の海況をとことん知り尽くした熟練者も満足できるサービスを実現しています。
また大阪からも車や電車でのアクセスも楽々となっており、レンタルタックルも完備しています。初心者や女性・グループの方にも気軽に利用いただけます。
日本の象徴的な魚「真鯛」をブランド真鯛の有数の産地である紀北・加太をフィールドに釣ってみませんか!?