大阪湾でおすすめのタイラバロッドの選び方
タイラバは、巻くだけでマダイが釣れる手軽さが魅力。特に大阪湾はタイラバ激戦区であり、繊細なアタリを捉える「感度」と「取り回しの良さ」が求められます。今回は、初心者にもおすすめのタイラバロッドと選び方のポイントを紹介します。
タイラバロッド選びの大切にしたいポイントをご紹介
ここではあくまで初心者の方向けに、タイラバロッドの特徴についてお伝えします。
餌釣りや他のジャンルからタイラバに挑戦する際に、参考にしてください。
【1】感度が命!小さなアタリも逃さない
大阪湾は水深60m程度のポイントが多く、60g前後のヘッドを使うことが一般的です。小さなアタリも確実に捉えるため、カーボンソリッドティップやメタルトップ採用のロッドが最適。特に、穂先が繊細で胴にパワーのあるモデルは、初心者でも掛かりやすい特徴があります。
【2】長さは6~7フィートがベスト
乗り合い船で使うなら、6~7フィート前後のロッドが取り回しやすくておすすめ。短すぎると操作が難しく、長すぎると船上で邪魔になるため、このくらいの長さがちょうど良いです。
【3】調子は「胴調子」がおすすめ
初心者なら「胴調子(乗せ調子)」のロッドが使いやすいです。魚が掛かってからも弾かれにくく、巻き上げ時にしなやかに対応してくれます。先調子(掛け調子)はアワセが必要なので、慣れてきたら挑戦してもいいですね。
初心者おすすめのタイラバをロッド紹介
初心者おすすめのタイラバロッドをご紹介します。
もし予算に余裕があるのならば、できるだけ中価格以上の製品をお勧めしたい気持ちもあり、最初に桜幻シリーズをご紹介しています。
タイラバにとって重要な「感度」(あたりや水中の感覚)がよくわかるので、タイラバの楽しさを満喫することができるので、おすすめです。
🏆【がまかつ】桜幻 (Ougen) シリーズ
- モデル名: 桜幻 鯛ラバ B66ML
- 長さ: 1.98m(6’6”)
- 調子: 胴調子(レギュラーファースト寄り)
- 適合タイラバ重量: 30~100g
- 特徴: 高感度カーボンソリッドティップ搭載で、微細なアタリも手元に伝わる。軽量で疲れにくい設計。
- 価格帯: 約35,000~45,000円
- おすすめポイント: 「掛けにいく」釣りよりも、「乗せていく」釣りに最適。初めての1本にもぴったり。
🏆【シマノ】エンゲツ XR FS-B66M
- 長さ: 1.98m(6’6”)
- 調子: 胴調子
- 適合タイラバ重量: 40~150g
- 特徴: フルソリッドブランク採用で、感度抜群。軽くて扱いやすい。
- 価格帯: 約48,000円
- おすすめポイント: 大型狙いも安心のパワー。幅広いヘッド重量に対応し、深場でも活躍。
🏆【ダイワ】紅牙 MX N69HB-MT・W
- 長さ: 2.06m
- 調子: 胴調子
- 適合タイラバ重量: 45~200g
- 特徴: メタルトップ搭載で唯一無二の高感度。エアセンサーリールシートで疲れにくい。
- 価格帯: 約42,000円
- おすすめポイント: 深場や潮流の速いポイントも安心。初心者から上級者まで満足の万能ロッド。
🏆【メジャークラフト】ソルパラ 鯛ラバ SPXJ-B692MLTR/ST
- 長さ: 2.06m
- 調子: 胴調子
- 適合タイラバ重量: ~120g
- 特徴: スパイラルガイド採用で糸絡みを軽減。高感度ソリッドティップで小さなアタリも拾える。
- 価格帯: 約10,000円
- おすすめポイント: コスパ最強。タイラバ入門に最適で、初心者に特におすすめ。
大阪湾でのタイラバ釣りのコツ
潮の流れを読む
大阪湾は潮流が速いエリアもあるため、ヘッドは60gを基本に、80gや100gも用意しておくと安心。
巻きスピードは一定に
タイラバは巻きのスピードが重要。速すぎず、遅すぎず、一定のスピードで巻くのが釣果アップの秘訣。
ラインはPE0.8~1.0号を選ぶ
感度を高めるために、細めのPEラインがベスト。リーダーはフロロカーボン3~4号を推奨。
初心者におすすめのスタイルとアドバイスまとめ
- まずは「巻くだけ」に集中
- タイラバはアクションを加えず、ただ巻くだけでOK。アタリがあっても慌てず、しっかり巻き続けるのがコツ。
- 乗せ調子ロッドで「勝手に掛かる」釣りを
- 胴調子のロッドは魚が食い込んでから自然にフッキングしやすいので、初心者に最適。
- 最初の1本はコスパの良いモデルで
- まずは1~2万円台のコスパの良いロッドで始めて、慣れてきたらステップアップを。
まとめ
タイラバはシンプルながら奥が深い釣りです。感度や調子にこだわったロッド選びで釣果は大きく変わります。今回紹介したロッドはどれも初心者から上級者まで満足できるものばかり。まずは一本、お気に入りのロッドを手に大阪湾に出かけてみてください!